メールIMAP/SMTP設定と認証取得

「サイト管理オールインワンプラグイン」のユーザーがメール登録時に認証コードを受信するためには、プラグインのメールインターフェース設定にメール転送用のSMTP情報を正しく入力する必要があります。初めてSMTPを設定するユーザーにとっては、個人メールのSMTPサービスをどのように有効化し取得すれば良いかわからない場合もあるでしょう。この記事では、個人メールのSMTPサービスを有効化し、SMTP情報を正確に「サイト管理オールインワンプラグイン」のメールインターフェース設定へ入力する手順を案内します。これにより、WordPressサイトのユーザーがメール登録時に、入力したメールアドレスで認証コードを確実に受け取り、会員登録を完了できます。
以下では個人の163メールとQQメールを例に取り、本文の操作手順を参考にしながらSMTPパスワードの取得およびSMTPサービスの有効化を一つずつ完了していきます。SMTPサービス有効化とSMTP認証パスワード生成時には、メールサーバーのアドレスも必ずコピーして保存してください。後ほど「サイト管理オールインワンプラグイン」のメール設定欄「SMTPサーバーアドレス」入力欄にペーストします。以下に具体的な操作手順を示します。
一、163メールでのSMTPサービス有効化とSMTP認証パスワード取得
操作手順1、POP3/SMTP/IMAP設定ページにアクセス
下図のように、163メールのホーム画面で「設定」をクリックすると、赤枠で示した「POP3/SMTP/IMAP」の入口が表示されます。これをクリックすると、次の図に示すSMTP設定ページへ移動します。


操作手順2、POP3/SMTP/IMAPサービスを有効にしSMTP認証パスワードを生成
上図の赤枠で示したように、IMAP/SMTPサービスの項目を有効にします。当プラグインではIMAP/SMTPサービスの認証を使用するため、POP3/SMTP認証は不要です。「有効化」ボタンを押せばサービスが有効になります。有効化操作中に認証が必要で、認証成功後に以下の図のようにSMTPパスワードが表示されます。認証パスワードは一度しか表示されませんので、必ず先にコピーして保存してからウィンドウを閉じてください。「使用デバイス」の入力欄にはこのパスワードの名称をメモしておくことが可能です。また、SMTPサーバーアドレス:smtp.163.com を新規のテキストファイルにコピーして保存しておいてください。後ほど必要です。

これで163メールのIMAP/SMTPサービス有効化とSMTP認証パスワードの取得、SMTPサーバーアドレスの保存が完了しました。これらの情報をひとつずつ対応する欄に「サイト管理オールインワンプラグイン」のメールインターフェース設定に入力します。
二、QQメールでのSMTPサービス有効化とSMTP認証パスワード取得
操作手順1、QQメールのIMAP/SMTP設定ページにアクセス
下図のように、QQメールにログイン後、ホーム右上のユーザーアカウントアイコンをクリックすると、下図のドロップダウンメニューが表示されます。赤枠の「設定」ボタンを選択してクリックすると、QQメールの設定ページに遷移します。設定ページの見た目は操作手順2の図の通りです。

操作手順2、QQメールのIMAP/SMTPサービスを有効化しSMTP認証パスワードを生成
QQメールの設定ページでブラウザのスクロールバーを下にスクロールし、下図に示す「サードパーティサービス」の位置まで移動します。ここでわかるのは、QQメールのSMTPサービスの種類はデフォルトでIMAP/SMTPのみであり、ロジックスデジタルテクノロジーの「サイト管理オールインワンプラグイン」もデフォルトでIMAP/SMTPの認証接続を使用しているため、選択せずに直接「サービスを有効にする」をクリックすればOKです。 QQメールのSMTPサーバーアドレスは:smtp.qq.com です。新しいテキストファイルを作成し、QQメールのSMTPサーバーアドレスとIMAP/SMTPサービスを有効化した後に取得したSMTP認証パスワードを保存してください。その後、「サイト管理オールインワンプラグイン」のメールインターフェース設定欄にそれぞれコピー&ペーストして入力します。

三、「サイト管理オールインワンプラグイン」のメールインターフェース設定

- SMTPサーバーアドレス:ご自身のメールのSMTPサーバーアドレスを入力またはコピー&ペーストします。网易163メールはsmtp.163.com、QQメールは
- SMTPユーザー名:メールアドレス
- SMTPパスワード:SMTP認証パスワード
- 送信者メールアドレス:メールアドレス
- 送信者名:メールの送信者名として表示される名前で、通常は会社名やブランド名などを設定可能
- ログイン認証コード:会員センターのユーザーがログインする際に認証コードの入力を必要にするかどうかの機能。サイトの必要に応じて有効化できます。
- メール登録認証の使用:会員センターのユーザー登録方式をメールアドレスのみに固定するかどうか。これをチェックすると、SMS認証による登録は利用できなくなります。
結語:以上の操作手順により、メールのSMTPサービスの有効化とSMTP認証パスワードの取得が完了します。取得したメールインターフェース情報の各項目を対応する欄に「サイト管理オールインワンプラグイン」のメール設定画面で入力し、画面下部の「変更を保存」ボタンをクリックして設定を有効にしてください。これにより、サイトユーザーがメールアドレスを使って登録フォームから会員センターのアカウント登録を行う際に、登録に必要な認証コードをスムーズに受信できるようになります。
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