ドメイン登録とDNS設定チュートリアル

ドメイン登録とDNS設定チュートリアル

ウェブサイトを作成する前にまず必要なのは、自分の会社やブランド、商品に合ったドメインを登録することです。多くの初心者はドメイン登録やDNS設定の操作経験がなく、ドメイン登録やVPSサーバーへのDNS設定方法に不慣れです。この記事では国内外の有名な登録業者を例に取り、図解を交えながら手順を一つずつ丁寧に解説し、希望のドメイン登録とDNS設定の方法を紹介します。たとえ自分でウェブサイト構築を行わない場合でも、本チュートリアルを学べば、ドメイン登録業者の管理画面を効果的に操作し、DNS設定を行うことができるようになります。ドメイン登録やDNS設定はドメインに関する基本的な知識があれば十分であり、専門的な高度な技術は不要で、完全に自分で作業が可能です。

「ドメイン登録とドメインDNS設定チュートリアル」を読むことで、読者はコンピュータサイエンスの専門知識がなくても、ゼロから自分のウェブサイト運営に適したドメイン登録業者を見つけることができ、サイトの運営地域に応じて異なるドメイン登録業者を利用する必要があることを理解し、ドメイン使用時に自分でDNS設定を行う方法を学べます。また、以下の内容も習得できます:

  • ドメインの後ろに付く「ドメイン拡張子(トップレベルドメイン)」がウェブサイトでのドメイン利用に与える重要性
  • 国内外のドメイン登録業者によるドメイン利用に関する規定やポリシー
  • ドメイン管理機能の使用方法
  • DNSの各種パラメータと正しいパラメータ値の設定方法

「ドメイン登録とドメインDNS設定チュートリアル」は、以下の4つの章立てで解説しています。すでにドメインを登録済みでDNS設定の操作経験がない場合は、「ドメインDNS設定」章のリンクをクリックして該当部分をすぐに読むことも可能です。

一、ドメイン登録業者の選択

ドメイン登録業者の選択

ドメイン登録業者の選択は、自身のウェブサイトの運営国・地域に合わせる必要があります。大きく分けると2つのタイプがあり、ウェブサイトの運営地域が国内の場合は国内のドメイン登録業者を選択し、運営地域が海外の場合は海外のドメイン登録業者を選択するのが望ましいです。これは、国内のドメイン登録には運用上の备案(ICP登録)義務があるのに対し、海外のドメインにはそのような義務がないためです。これが第一の理由です。 第二に、国内のドメイン登録業者が扱うccTLD(国別コードトップレベルドメイン)およびgTLD(一般トップレベルドメイン)は、海外のドメイン登録業者とは異なります。例えば、国内のドメイン登録業者のシステムでは「.us」や「.org」のドメインを選択できませんが、海外のドメイン登録業者のシステムでは選択可能です。 第三に、異なるドメインサービス業者はDNSサーバーの配置場所が異なり、例えば海外のDNSサーバーが国内のウェブホスティングサーバーを参照する場合や、その逆の場合には遅延が発生しやすくなります。こうした要因はウェブサイト運営にとって不利になります。 以上の理由から、自身のウェブサイト運営地域に合わせて登録業者を選ぶことで、不必要な作業を減らし、ウェブサイトのアクセス速度を向上させ、ドメイン選択の自由度も高めることができます。

1、国内のドメイン登録業者

国内域名注册商
  1. アリババクラウド(阿里云):アリババクラウド ドメイン登録は老舗のドメイン登録業者です。アリババクラウドのドメイン登録システムの前身は、1996年設立の万网(ワンワン)であり、国内で早期からドメイン登録事業を行ってきた業者の一つです。アリババは2013年に万网を買収し、そのドメイン登録システムをアリババクラウドのエコシステムに統合しました。アリババクラウドはエコシステム統合のメリットにより、現在でも国内のドメイン登録市場でシェア首位を維持しています。大量の「.cn」ドメインが選べるだけでなく、国内のポリシーで备案が可能なgTLDも最も多く取り扱っています。
  2. 新网(シンワン):新网は正式名称を北京新网数码信息技术有限公司といい、1993年に設立されました。アリババクラウドのドメイン登録システムの前身である万网と同様、国内の老舗ドメイン登録業者の一つであり、国内のドメイン登録市場においてもかなりのシェアを占めています。特に「.cn」ドメインおよびgTLDドメインの在庫量や選択肢において、新网はアリババクラウドに劣らない競争力を持っています。近年、国内のPCインターネット成長がやや鈍化している影響で、新网の事業展開はよりエコシステム化の方向へと進んでいます。

2、海外のドメイン登録業者

国外域名注册商
  1. GoDaddy:GoDaddyは米国に本社を置く著名なインターネット企業で、1997年に設立されました。世界最大級のドメイン登録業者であり、.com、.net、.orgなどの各種トップレベルドメイン(TLD)に加え、.cn、.uk、.jpなど各国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の登録も提供しています。さらに、ドメインの売買、ホスティング、保護、管理など関連サービスも展開しています。
  2. Namecheap:Namecheapは米国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く有名なドメイン登録業者およびネットサービスプロバイダーで、2000年に設立されました。Namecheapは多種多様なトップレベルドメイン(TLD)や、.cn、.uk、.jpなどの国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)をユーザーに提供しています。

二、ドメイン検索、ドメイン拡張子の選択とドメイン決定

読者の皆様は、前述の国内外のドメイン登録業者を確認し、利用する業者を選択した後、登録業者のウェブサイトでユーザーアカウントを作成し、ログインします(ドメイン登録の注文はログイン後に行う必要があります)。その後、ドメイン検索とドメイン拡張子の選択およびドメイン決定の操作に進みます。ただし、ドメインは唯一無二の仮想資産であるため、多くの場合、希望どおりのドメインを100%確保することは困難です。たとえ異なる拡張子があっても、数には限りがあり、中には使用できない奇妙な拡張子も存在します。さらに、ドメインは既に数十年にわたり登録されているため、覚えやすくシンプルな単語タイプのドメインは既に取得されており、現在新規に取得するのは非常に難しい状況です。 ここで筆者からドメイン登録のちょっとしたコツをご紹介します。これはやむを得ず妥協する方法でもありますが、代替案としては有効です。このコツとは、ドメイン登録案を「主要案」と「次善案」に分けることです。たとえば、Logic Digital Technology(逻辑思数字科技)が最初に登録した主要案のドメインは「logic」でしたが、「logic.com」や「logic.net」、「logic.org」などはすでに登録済みでした。そのため、現在は次善案として「szlogic.net」を利用しています。これは主要ドメインの前に、会社がある深圳(Shenzhen)の略称「sz」を付け加えたもので、このような工夫によってスムーズに登録できました。 まとめると、主要案のドメインが取得できない場合は、そのベースとなるドメインに創意工夫を加えることで登録可能になるケースが多いため、この方法を参考にしてご自身のドメイン登録に活かしてみてください。

1、国際トップレベルドメイン(gTLD)

国际顶级域名后缀

ドメインの後ろにつく拡張子(トップレベルドメイン)の選び方がわからない方のために簡単に説明します。一般的にはまず国際トップレベルドメイン(gTLD)を選びますが、インターネットの発展に伴い、gTLDは非常に多く、多様化しています。数十種類も存在し、日常的に見ることが少ない「.coop」「.name」「.biz」なども含まれています。これらの新しいドメインは認知度が低いため、利用価値や投資価値はあまり高くありません。そこで、私たちは歴史が古く、一般的な個人利用や商用に適した3つの国際トップレベルドメイン「.com」「.net」「.org」を重視して選びます。選択の順番は「com → net → org」が基本で、まず商用に最も適している「.com」を選び、もし既に取得されていたら「.net」、さらに無ければ「.org」を選びます。ただし「.org」については注意が必要で、中国国内では申請も备案もできません。もしサイトの運営が中国本土以外であれば、「.org」は「.net」と同等かそれ以上に優れた選択肢です。なお、歴史的に「.org」は非営利団体や政府機関向けに限定されていましたが、現在では広く利用可能です。ちなみに「.com」「.net」「.org」はすべて1985年1月にインターネットで最初に導入されたドメインです。 国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)については、特定の国や地域でサイトを運営する場合は、「.com」「.net」「.org」よりもその国別ドメインを優先的に選ぶのが望ましいです。なぜなら国別ドメインは、ユーザーや検索エンジンがサイトの対象国・言語をすぐに識別できるためです。

2、国内のドメイン登録業者でのドメイン検索と後継選択

国内のドメイン登録業者であるアリババクラウド(阿里云)を例に説明します。アリババクラウドのドメイン登録ページにログインした後、下図の赤枠で示されたドメイン検索画面が表示されます。検索ボックスに希望のドメイン名を入力し、ドメインの後継(国別コードや国際汎用TLD)を選択します。入力が完了したら、「ドメインを検索」ボタンをクリックして利用可能かどうかを調べます。

阿里云域名注册界面

阿里クラウド(アリババクラウド)のドメイン検索結果ページは下図の通りです。例として筆者は「inlibala」をドメイン検索キーワードとして入力し、国際トップレベルドメインの拡張子にはデフォルトの「.com」を使用しました。検索結果には、このドメインが「.com」のトップレベルドメインおよび国別コードトップレベルドメインの「.cn」で登録可能であることが表示されました。これは非常に良い結果です。読者の皆様が自身の希望するドメインを検索して同様に満足のいく結果が得られた場合は、右側の「リストに追加」ボタンをクリックし、その後の登録手続きと支払いへと進んでください。

阿里云域名查询结果

3、海外のドメイン登録業者でのドメイン検索とドメイン拡張子の選択

海外のドメイン登録業者の操作例としてGoDaddyを挙げます。GoDaddyは中国の备案(ICP登録)政策の制約を受けないドメイン登録業者であり、選択可能なドメイン拡張子の種類が非常に多いです。GoDaddyに登録しログインした後のドメイン検索画面は下図のようになっています。赤枠で示された入力欄に希望のドメイン名を完全に入力します。GoDaddyの検索ボックスにはドメイン拡張子を指定するオプションがなく、希望の拡張子を含めてドメイン名を入力すれば、その拡張子を含む検索が行われます。入力後、右側の「ドメイン検索」ボタンをクリックして検索を実行します。 GoDaddyでのドメイン登録利用時に注意すべき点が2つあります。1つ目はGoDaddyのウェブサイトを正常に開くためにはVPNなどの設定が必要な場合があること、2つ目はGoDaddyのページが中国語表示でない場合、サイトのフッターにある言語選択から中国語を選択しないと、Alipay(支付宝)での支払いが利用できないことです。

Godaddy搜索域名页面

「inlibila」をドメイン検索キーワードとして使用した場合のGoDaddyの検索結果は下図の通りです。GoDaddyの検索結果では、inlibilaドメインはアリババクラウドよりも多くの後継(トップレベルドメイン)で登録可能であることが示されています。アリババクラウド同様に「.com」や「.cn」も登録可能ですが、それ以外のドメイン拡張子の選択肢がさらに豊富です。実際に登録したいドメイン名を入力しても、inlibilaのように満足のいく結果が得られれば、希望するドメイン拡張子を選択し、右側の「カートに追加」ボタンをクリックして次の手順に進み、ドメイン登録の支払いを完了させることができます。

Godaddy域名查询结果

三、ドメイン管理

無事にドメインを登録した後、ドメイン登録業者のユーザーアカウントの「マイプロダクト(我的产品)」ページに対応するドメイン管理メニューが表示されます。ドメイン管理画面では、そのアカウントに登録されているドメインの一覧が確認でき、一般的なドメイン管理操作を行うことができます。これらの管理機能は国際的に共通のもので、どのドメイン登録業者でもほぼ同じ操作が可能です。主な管理機能には以下のものがあります: DNSレコードの設定,転送(リダイレクト)設定,ドメイン移管(ドメインの所有者変更),ネームサーバー設定,以下に、アリババクラウドとGoDaddyのドメイン管理操作画面の例を示します。また、これら4つの代表的なドメイン管理機能の定義もリスト形式で説明します。

阿里クラウドのドメイン管理操作画面例

阿里云域名管理

GoDaddyのドメイン管理操作画面例

Godaddy域名管理
  1. DNSレコード:DNS(ドメインネームシステム)とは、ドメイン名システムのことを指します。DNSレコード機能では、DNSの解析レコードを追加・削除することが可能です。ドメイン自体は単独では使用できず、DNS解析(ドメインのIPアドレスへのマッピング)を行って初めて使用可能になります。もし「DNS解析」という言葉が難しく感じる場合は、「DNSマッピング」と考えてください。これは、ドメインを使用する際に、ドメイン名を指定のサーバーIPアドレスにマッピングする必要があるという意味です。つまり、DNS解析はドメインとIPアドレス間の対応関係と見なせます。
  2. 転送:転送とは、リダイレクトの意味です。ドメインの転送機能内で転送ルールを設定できます。これらのルールには、リダイレクトの種類(ステータスコード301または302)、転送先のドメイン名などが含まれます。たとえば、現在「szlogic.net」と「szlogic.org」はどちらもLogic Digital Technology(逻辑思数字科技)が所有するドメインですが、実際に使用しているのは「szlogic.net」のみで、「szlogic.org」は未使用状態です。404エラーが表示されないよう、「szlogic.org」を「szlogic.net」へ転送設定しています。そのため、ブラウザで「szlogic.org」にアクセスすると、自動的に「szlogic.net」へリダイレクトされます。
  3. ドメイン移管:ドメイン移管には二つの種類があります。一つはドメインを別のアカウントに移管することで、つまりドメインを譲渡できるということです。もう一つはレジストラ(登録業者)を変更することで、例えば阿里クラウドで購入したドメインをGoDaddyに移管することが可能です。新しいレジストラへ移管が成功すると、そのドメインは新しいレジストラのユーザーアカウントで管理・操作できるようになります。
  4. ネームサーバー(ドメインサーバー):デフォルトのネームサーバーのアドレスはドメイン登録業者のものになっています。ドメインのホスティング(管理)を変更しない場合は、デフォルトのままで問題ありません。もしドメインを別のサービスでホスティングする場合は、ネームサーバーのアドレスをホスティング先のネームサーバーアドレスに変更する必要があります。例えばCDNを利用する場合、通常はCDNサービスプロバイダーのネームサーバーアドレスに変更します。

四、ドメインDNS解析

DNS解析

ドメインのDNS解析機能とは、ドメイン名を対応するIPアドレスに変換するプロセスを指します。例えばブラウザに「szlogic.net」と入力した際、あなたのコンピュータは「szlogic.net」が対応するウェブサーバーのIPアドレスを知る必要があります。このIPアドレスはドメイン管理のDNSレコード機能で設定されており、ドメインのDNS解析(マッピング)をこのサーバーに行うことで、サーバーと接続してウェブページの内容を取得できるようになります。これがDNS解析の役割です。

1、DNS解析の仕組み

  1. ブラウザに「szlogic.net」と入力すると、あなたのコンピュータはまずローカルDNSサーバーに問い合わせを行います。
  2. ローカルDNSサーバーはまず自身のキャッシュを確認し、そのドメイン名に対応するIPアドレスがすでに存在するかどうかを調べます。もし存在すれば、ウェブサーバーのIPアドレスを直接あなたのコンピュータに返します。
  3. もしローカルDNSサーバーのキャッシュにそのドメイン名のIPアドレスがなければ、ルートネームサーバーに問い合わせを行います。
  4. ルートネームサーバーはローカルDNSサーバーに対し、どのトップレベルドメイン(TLD)サーバーに問い合わせるべきかを教えます。例えば「.net」のTLDサーバーです。
  5. その後、ローカルDNSサーバーはトップレベルドメインサーバーに問い合わせをし、そのドメイン名の権威ネームサーバーのアドレスを尋ねます。
  6. トップレベルドメインサーバーは、ローカルDNSサーバーに対し、どの権威ネームサーバーに問い合わせるべきかを返答します。この権威ネームサーバーは通常、そのドメインの登録業者によって管理されています。
  7. 最後にローカルDNSサーバーは権威ネームサーバーに問い合わせを行い、そのドメイン名に対応するウェブホスティングサーバーのIPアドレスを取得します。
  8. ローカルDNSサーバーは取得したIPアドレスをあなたのコンピュータに返し、この問い合わせ結果をキャッシュに保存します。次回同じドメイン名を問い合わせる際には処理が高速化されます。
  9. あなたのコンピュータは取得したIPアドレスを使ってサーバーと接続し、ウェブページの内容を取得し始めます。

2、DNS解析操作手順の説明

ドメイン登録業者によって機能の入口名称や操作ボタンの名称に若干の違いがありますが、実際の機能は同じものです。例えば、阿里クラウドではDNS解析機能の入口が「解析設定」と呼ばれ、GoDaddyでは「DNSレコード」と呼ばれています。このような違いを理解していれば、実際の操作時に混乱する必要はなく、単なる名称の違いであり、内容は同一ですのでそのまま操作してください。

第一歩、DNS解析の「レコード追加(添加记录)」ボタンをクリックします。下図のように表示されます。

DNS解析操作

第二歩、右側に表示される設定ウィンドウでDNS解析の各パラメーター値を入力します。パラメーターを入力する前に、それぞれのパラメーターの定義を理解しておく必要があります。各パラメーターの詳細は以下の通りです。

  1. レコードタイプ:DNSには多くのレコードタイプがありますが、本記事では技術的な内容を深く触れないため、Aレコードのみ説明します。ドメインをウェブホスティングサーバーに解析(マッピング)する際に使われるのがAレコードです。AはAddress(アドレス)の略で、Aレコードはドメインに対応するサーバーのIPアドレスを指定します。また、サブドメインも設定可能です。
  2. ホストレコード:ここでのホストレコードとは、解析対象となるドメイン名のアドレスを指します。多くの初心者はここで疑問に思うかもしれません。「ドメインは登録したドメインではないのか?ドメインアドレスとは何か?」実は、登録したドメインは主ドメインであり、理論上、主ドメインの下には無数のサブドメインを設定できます。わかりやすい例を挙げると、腾讯(Tencent)の「qq.com」が主ドメインであり、「news.qq.com」や「mail.qq.com」はそれぞれqq.comのニュースやメール用のサブドメインです。したがって、ホストレコードの値には、どのドメインをウェブホスティングサーバーに解析(マッピング)するかを正確に入力する必要があります。主ドメインを解析する場合は、DNSレコードを2件作成します。1件はホストレコードを「@」、もう1件は「www」とします。これら2件のDNS解析レコードは、ホストレコード以外はレコードタイプ、解析リクエストの送信元、レコード値、TTLの全てが同じです。
  3. 解析リクエスト元:解析リクエスト元はこの機能がAlibaba Cloudドメインの設定にはありますが、Godaddyにはこの設定項目がありません。この機能では、異なる地域や異なるネットワークプロバイダを使用するユーザーがドメインにアクセスした際に返す結果を指定できます。「解析リクエスト元」はAlibaba Cloudのデフォルトルートのままで問題ありません。
  4. レコード値:ウェブホスティングサーバーのIPアドレスを指します。IPアドレスをレコード値の入力欄に入力するだけで設定できます。
  5. TTL:TTL値は、ドメイン名のDNSレコードがDNSサーバー内に保持される時間を指します。各地のDNSサーバーが解決リクエストを受け取ると、指定されたDNSサーバーに問い合わせを行い、レコードを取得します。この取得したレコードは一定時間DNSサーバーに保存され、その間に同じドメインの解決リクエストがあれば、再度DNSサーバーに問い合わせを行わずに、保存していたレコードをそのまま返します。このDNSサーバー上でレコードが保持される時間がTTL値です。したがってTTLは入力項目ではなく、プルダウンメニューで選択する項目です。数値も時間単位となっており、TTLのパラメータ値は最短の10分に設定すれば十分です。

第三歩、正しく入力を完了すると以下の図のようになります。「確認」ボタンをクリックして、ドメインDNS解決の設定を完了します。

メインドメインのDNS解決の正しい入力形式とパラメータ値は以下の図のように示されています(作成した2つのAレコード)。DNS解決を設定して「確認」をクリックした後、おおよそ10分程度で反映されます。ドメインに直接アクセスして反映を確認するか、解決レコード右側の「反映チェック」ボタンをクリックして、ドメイン解決が有効になったかテストすることもできます。

ホストレコード値:@

主域名A记录解析

ホストレコード値:www

主域名DNS解析

まとめ:以上がドメイン登録とドメインDNS解決追加設定の全手順です。自分のウェブサイトの運営地域に合わせてドメイン登録業者を選び、本記事で紹介したドメイン登録のコツや手順を参考にして登録を進めてください。主要なドメイン案がすでに取られていて選択肢がない場合は、ドメイン名に工夫を凝らして創造性を発揮することで、まだ良い選択肢を見つけられることが多いです。実際にドメインを使う際には、本記事で説明したDNS解決パラメータを理解し、DNSパラメータを正しく入力するだけで十分です。

最後に、もしあなたがウェブサイト開発を計画中で、適切なドメインを決めて先に自分名義で登録しておきたいものの、まだ正式にプロジェクト開発や解決設定を開始していない場合、この過程で専門的なアドバイスやウェブ開発プランが必要であれば、ぜひLogicThinkデジタルテクノロジーチームまでお問い合わせください。LogicThinkデジタルテクノロジーチームはWordPressサイト構築と技術開発を専門としており、高効率でプロフェッショナルなソリューションを提供し、あなたのウェブ開発プロジェクトを円滑に実現するお手伝いをいたします。

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